160923 秋季リーグ戦10日目 北翔大学2回戦

こんばんは。

今日はこのチーム最後の試合、北翔大学との2回戦でした。

北翔 100001008 / 10
北大 000005000 / 5

①4 有井(北須磨)
→H 町野(大垣北)
②5 田中鑑三(横浜翠嵐)
③9 城谷(星陵)
④D 小川(県立船橋)
⑤3 後藤(川越)
⑥6 牧野(札幌第一)
⑦7 安井(旭川東)
→7 長屋(愛知・横須賀)
⑧8 佐々木啓真(旭川東)
→H 牧口(渋川)
⑨2 渡邉(横浜翠嵐)
→H 佐々木健人(甲陽学院)

P 川上(長野)
→浅野(札幌旭丘)
→田中耀介(札幌光星)
→松江(松阪)

5-10で逆転負けを喫しました。

初回と6回にヒットを集められ1点ずつ失い0-2で迎えた6回裏、北大は先頭の有井がヒットで出塁します。その後四死球などで一死満塁のチャンスとして5番後藤が押し出しの四球を選び1点を返すと、6番牧野が三遊間を破る逆転の2点タイムリーを放ちます。なおも相手のエラーなどで二死1、3塁としてバッターは8番の佐々木啓真。カウント2-2からの5球目の変化球を完璧に弾き返すと、左中間を真っ二つにする2点タイムリーツーベースヒットとなりました。

そのまま5-2で逃げ切りたい北大でしたが、9回表、先発の川上が先頭打者にヒットを浴びたところでリリーバーとして信頼のある浅野にスイッチ。しかし代わりっぱなの初球をレフトスタンドへ完璧に運ばれる特大の2ランホームランを浴び1点差とされます。ランナーがいなくなっても浅野は踏ん張れず死球、バントヒット、四球、タイムリーヒットで同点とされると、なおも相手打線を止められず勝ち越しのタイムリーヒットを打たれたところで交代。一死満塁から田中耀介がリリーフし、1人目は捕邪飛に打ち取るも2人目の打球は三塁線を抜かれ更に2点を失い、続く打者にも2点タイムリーツーベースヒットを浴び5-10となりましたが、ここから松江が登板し後続は抑えました。

5点を追う9回裏でしたが、三者三振に抑えられゲームセット。最終戦を勝って終わることはできませんでした。

最終戦、勝つことができず非常に残念でした。最後の1イニング、そしてその中の一つのアウトを取るということがいかに難しいことであるのか…改めて思い知らされました。また来年のリーグ戦に向けて、今日のこの逆転負けをずっと忘れないようにしてもらいたいです。

秋季リーグ戦は4勝6敗の4位で全日程終了いたしました。春と同じ勝ち数ということで、結果を出すことの難しさもどこか思い知らされたような感覚です。新チームにはぜひここから4つも5つも白星を積み重ねてもらって、札幌の頂に登り詰め、神宮球場でプレーして欲しいですね。

さて私事になりますが、今日のこの最終戦をもちましてわたくし吉田も「引退」となりました。マネ日記を見てくれている全ての皆様、北大硬式野球部を応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。ご声援、本当にありがとうございました。

今日、引退にあたって後輩マネージャーへのメッセージを考える機会があり、考えながらやはり関わったどんな人にもただただ感謝するばかりだなと思いました。特に私は入部する時期が非常に遅く、今日現在でもまだ入部2年経っていないこともあり、こんな未熟な人間を受け入れてもらって自分は本当に幸せ者だったなと日々感じる最近でした。

後輩にもとっても恵まれました。バリバリ仕事ができる奈々、いつも元気をくれる早希、春からは美貴も入ってきましたが、一生懸命な彼女の成長が日々目に見えてとっても嬉しかったです。3人とも僕の誇れる最高の仲間でした。

打ち上げの最中、ひとつ上の代のマネージャーだった矢野はなさんから連絡がありました。
「翼が野球部に入ってくれて感謝しています」
先輩にもめちゃくちゃに恵まれていました。はなさんは僕が数え切れないほどお世話になった人生の恩師です。正直に言えば、はなさんに感謝されるぐらい頑張れたかというと決してそうではありません。僕は人間的に非常に未熟なまま入部してそのまま引退を迎えています。でも、はなさんに出会えて、奈々、早希、美貴に出会えて、他にも沢山の人に出会えて、この「巡り合わせ」は本当によかった、大切にすべきよいものだったと思っています。

「硬式野球部に入って、本当によかった」と思えるのは、やはりこの「出会い」や「巡り合わせ」によるところが僕の場合は大きいです。これからも「縁」を大切に生きていきたいです。

話が少しそれましたが、とにかく、ただただみなさんにお伝えしたいのは胸一杯の感謝の気持ちです。

2年という短い間でしたが、大変にお世話になりました。本当にありがとうございました。今後とも、北大硬式野球部を、そして可愛い後輩マネージャーたちを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2016年9月23日
4年目MG:吉田翼(金沢泉丘高出身)