170523春季リーグ戦最終日vs札幌大学②

こんにちは。
昨日は春季リーグ戦最終日でした。

単独最下位で迎えた最終日、第1試合の結果次第では試合前に入替戦が決定する状況でした。

結果、第1試合で北翔大学が北海学園大学に勝利したため、北大の入替戦行きが決定しました。
したがって昨日の試合は順位が確定した中での試合ということになりました。

試合結果は以下の通りです。
北大/101001000/3
札大/30000001×/4

初回、前の試合からスタメンで起用されたファーストの山﨑がレフト戦を破るツーベースヒットでいきなりチャンスを掴みます。
犠打で三塁に進み、次の打者のサードゴロで三本間で挟まれながらもホームを奪い、あっさり1点先制します。
しかしその裏、先発浅野が立ち上がりが不安定で、四球とヒットで3点取られてしまいます。
3回、6回には相手のミスやスクイズを絡めて1点ずつ追加し、3-3の同点に追いつきます。
しかし8回裏に長打を打たれ、そのランナーが生還し、勝ち越されてしまいます。
9回表は、ランナーを出しながらも後が続かず、3-4でゲームセットとなりました。

詳しい試合結果はこちらをご覧ください。

春季リーグ戦10戦で2勝7敗1分で6位という結果に終わりました。
今回のリーグ戦では、投手の立ち上がりの不安や、チャンスで一本が出ずに残塁が目立つ、などが課題として残ったと思います。

最終戦当日、北大は第1試合の間はただただプレーオフに持ち込みたいと願うしかありませんでした。
願い叶わず第1試合がサヨナラで終わった時、私は緊張感から解放され一気に気分が沈むのと同時に、どんな心持ちでベンチに入ればいいのだろう、選手はどんな気持ちでプレーをするのだろう、と、心の準備ができぬままふわふわした心境でベンチに向かいました。
試合前のキャッチボールの時、普段ならダッシュして外野に向かう選手たちの足取りは普段よりもずっと重く見えました。

私を含め、今現役でプレーをしている選手の中に入替戦を経験した人はいません。
もちろん、最下位が決定した中でリーグ戦を戦う経験をした人もいません。
昨日の試合は、順位が決まったからといって勝たなくていいものでは全くなく、全力で戦い、勝たなければならない試合でした。
みんなそれを自覚していました。
それでもやはりいつもと同じ気持ちで試合を乗り切ることは難しかったかもしれません。
しかしみんながみんな暗くなっていたわけではなく、アウトを取った時やバントを決めた時はいつものようにハイタッチをして盛り上がり、たくさん声を出し、中盤の相手が0を重ねている場面でも気を抜くな!という声が飛び交ったり、勝ちにこだわる姿勢は忘れていませんでした。

気分は下がりがちですが、入替戦までの期間はリーグ戦10試合で出てきた課題を克服する好機だ、とポジティブに捉え、気持ちを切り替えてしっかり練習していきましょう!
この期間が一番辛いけれど、一番強くなれる時だと思います。
今のチームよりも一回り大きくなって入替戦に臨めたら結果はついてくるでしょう。

暗い話になってしまいましたが、嬉しい報告もあります
春季リーグ戦のベストナインに外野手で田中鑑三が選ばれました!!
田中は1節終わって打率が5割を超え、首位でした。
2節では1節ほど打撃が振るわず打率は落としましたが、4割の成績を残し、外野手ではトップでのベストナイン受賞でした。
おめでとう鑑三

入替戦は6月13日より麻生球場にて行われます。
対戦相手は2部のリーグ戦がまだ終わっていないため未定です。
相手がどこであれ2戦先勝で一部残留を決めます!
応援よろしくお願いします!

田村