team 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
北大 0 0 0 5 2 3 4     14
札教大 1 0 1 0 1 1     5

※連盟規定により7回コールド

バッテリー

北大 市川、〇原田、高橋-池田

札教大 ●瀧、相馬、竹村、安井-片岡

2021年初戦を勝利で飾る

今年のリーグ戦では例年通り,春シーズンからのスタートとなりました。今シーズンの開幕戦の相手は札教大.開幕ダッシュを決めるため,2部で優勝するためには絶対に負けられない試合です.

初回,北大の先攻でしたが,あっさりと3者凡退に抑えられ少し不安の残る幕開けとなってしまいました.裏の守備では速報を見ていた車中の筆者の不安が的中し,エラーと連打で先制されてしまいました.打線は3回まで相手の好返球などもあり0点がスコアボードに並び,ベンチの重たい雰囲気がスタンドまで漂っていました.3回裏には2死までポポポンといくも四球から盗塁され,4番打者にツーベースを許し痛い2点目を取られてしまいます.

 

栗山球場特有の強風と共にいやな空気が流れていましたが,4回の攻撃から風向きが変わっていきました.先頭の佐々木(横浜翠嵐=3年)がレフト前で出塁すると,続く岩澤(川和=4年)がエンドランが決め,無死1,3塁のチャンスをつくり,4番の渡邉(小樽潮陵=4年)のタイムリーですぐに1点を返します.その後相手のエラーもあり1死満塁で藤原(洛南=2年)が逆風にも負けない鋭い当たりのレフト越え2点タイムリーを放ち,3−2と逆転します.さらに押し出しと犠牲フライで,一挙5点を加えました.

 

5回にも今(札幌国際情報=2年)が2点タイムリーを放ち,余裕モードかと思いきや5回裏に最大の山場を迎えます,先発の市川は奇数回と相性が悪いのか3本のヒットで1点を取られたところでリーグ戦初登板の原田(札幌国際情報=2年)へとバトンをつなぎます.原田は先頭を死球で出すものの次打者をしっかり抑え,最少失点でしのぎます.6回裏も風の影響で不運な2者連続3塁打を打たれますが,3つの三振を奪い,流れを引き渡しません.

 

6,7回も北大打線の勢いは止まらず,終わってみれば15安打14得点の7回コールドで勝利をおさめ,いいスタートダッシュを決められました.

 

蒲生

 

〜著者が選ぶ本日のMVP~

佐々木(横浜翠嵐=3年):3度イニングの先頭で安打を放ち,北大の大量得点の起点となった.1年の頃からリーグ戦に出ている経験を生かして,チームを牽引していってほしい.

 

今(札幌国際情報=2年):3安打5打点と8番打者とは思えない活躍っぷりで,北大打線に厚みをもたらした.これからもこの調子で相手投手を脅かしてほしい.

 

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