第４戦目

4戦目

バッテリー
北大：鈴木、伊藤、鈴森　-　宮本
学院：竹原、神、寺田、柴田　-　清水

延長１２回３時間３０分の熱戦の末、引き分け。
リーグ戦初登板となる２年目鈴森の好救援が光る！！

２０１２年春季リーグ戦第４戦、対札幌学院大学。
北大の先発は鈴木(２年・沼津東)。対する学院大は竹原が先発しました。

１回表、北大の攻撃は３者凡退に抑えられます。
１回裏、学院大は中川のヒットと富田への四球で２死１・２塁となりますが５番瀬戸を６ゴロに抑えスリーアウト。

２回表、北大は１死後、和田、高橋涼が連続四球を選び１死１・２塁となります。７番宮本の打席で２走和田が３盗を決め１死１・３塁にチャンスを広げますが宮本、木村が連続三振に倒れスリーアウト。
２回裏、北大の鈴木は１死後、学院大の７番平田に四球を与えるものの後続を打ち取りスリーアウトチェンジ。
３回表、北大の攻撃、先頭の９番泉澤（４年・旭川北）が８前ヒットを放ち出塁します！！しかし、犠打が失敗し１死となり、その後４−６−３のダブルプレーに打ち取られスリーアウト。
３回裏、この回先頭の１番坂田が三遊間に打球を打ちますが、ショート津田(２年・長田)が捕り、強肩をみせアウトにします！２死となって３番中川がエラーで出塁し、盗塁を試みますがキャッチャー宮本(３年・土浦第一)が刺しスリーアウト。
４回表、北大は１死後、４番武田(２年・長野)が今季初安打となる８前ヒットを打ち出塁。５番和田は空振りの三振に倒れますが、武田はその間に盗塁を決め２死２塁に！ここで６番高橋涼(４年・長田)がサードにゴロを打ちますが、これを相手サードがファーストへ悪送球を放り、２走武田は一挙ホームへ還り北大が先制します！！
４回裏、先頭の富田に７前ヒットを打たれ、送りバントで１死２塁となりますが、北大・鈴木が後続を打ち取り得点を与えません。
５回表、北大の攻撃、先頭の８番木村(４年・北広島)が四球で出塁し、１死後今季２個目となる盗塁を決め１死２塁に！ここで１番滝野沢(２年・青森)が竹原の投じた球を捉えますがピッチャーライナーとなり、２走が戻れずスリーアウトとなります。
５回裏、１死後、９番島貫に四球を与えますが、１番坂田、２番東出をそれぞれ空振りの三振、ピッチャーゴロに抑えます。
６回表、北大は、この回先頭の佐藤(４年・秋田)が四球で出塁します。３番津田がセカンド前に高いバウンドのゴロを打ちランナーを２塁に送ります。ここで前の打席でヒットを放っている４番武田が高めの直球を捉えライト線にタイムリー２塁打を打ちます！！これで２−０。
６回裏、北大・鈴木は四球を１つ与えるものの学院のクリーンナップを打ち取り無得点に抑えます。
７回表、この回から学院大はピッチャー神に交代し、北大は３者凡退に抑えられます。
７回裏、学院大は７番平田、８番清水の連続ヒットと犠打で１死２・３塁のピンチを迎えます。ここで代打阿部をピッチャーゴロに打ち取り３走を挟殺し２死。ランダウンの間に打走は２塁に進み２死２・３塁となります。ここで２番東出が一塁線方向にボテボテのピッチャーゴロを打ちます。それを捕球した鈴木は１塁に投げますが、
これが打走に当たってしまい、送球が逸れてしまいます。この間に２者が一挙生還し同点に追いつかれてしまいます。さらにその時、ファーストからホームへの送球も逸れてしまい打走は一気に３塁に進みます。
ここで、北大は先発の鈴木に代え、４年目の伊藤(愛知・国府)をマウンドへ送り出します。このピンチに伊藤は、３番中川を７飛に抑え首脳陣の期待にしっかりと応えます！
８回表、北大は先頭の９番泉澤が今日２安打目となる、１塁線を破る強烈な２塁打を打ちます！！１番滝野沢がセカンドへ進塁打を打ち１死３塁となります。ここで学院大はピッチャーを寺田に交代します。このチャンスに２番佐藤がピッチャー前にスクイズを決めます！！
これが野選となり、続く３番津田がサード前にセーフティーバントを試みますが惜しくもアウト。２死２塁となり、４番武田が９飛に倒れスリーアウトとなりますが、この回勝ち越しに成功します！
８回裏、北大・伊藤は、先頭打者に四球を与えてしまいます。盗塁と９飛のタッチアップで１死３塁となります。ここで６番清田にレフトへ同点タイムリーを打たれます。しかし、伊藤は７番平田８番清水を共にピッチャーゴロに抑え、踏ん張りを見せます。
９回表、先頭の５番和田が四球で出塁し、６番高橋涼が送り、７番宮本が四球を選び１死１・２塁となります。ここで学院大は主将の柴田がマウンドに上がり、８飛と空振り三振に抑えられます。
９回裏、１死後、１番打者にヒットを打たれます。盗塁を決められランナー２塁となり、２番東出が打ったセンターへ抜けそうな打球を、セカンド佐藤が追いつきアウトにする好プレーが飛び出します。続く２死３塁のサヨナラのピンチにで３番中川に死球を与えますが、４番富田を３飛に抑え延長戦に突入します。
１０回表、２死から津田が８前ヒットで出塁するも無得点に抑えられます。
１０回裏、この回から伊藤に代わり、２年目の鈴森(岩手・花巻北)がマウンドに上がります。鈴森はこれがリーグ戦初登板となります。先頭打者にヒットを許し、犠打で得点圏にランナーを進められるも、落ち着いた投球で９飛と７飛に打ち取り無失点に抑えます！！
１１回表、北大は３者凡退に抑えられます。
１１回裏、北大・鈴森は先頭の代打藤川から見逃しの三振を奪うなど、３人で攻撃を切って取ります。
１２回表、この回も北大は柴田の前に３人で攻撃を終わらされてしまいます。
１２回裏、この回から北大は武田に代えライトに丸茂(３年・駿台甲府)を出し守りを固めます。北大・鈴森は学院の先頭打者を四球で歩かせてしまうも、４番５番を８飛、３飛に抑え、最後の打者からは空振り三振を奪い３イニングを無失点で抑える活躍をみせます！！
連盟規定により１２回引き分けとなり、北大はこれで２勝１敗１分けとなりました。明日は第１節の最終戦(対道都大)です。
北大は、第２試合となっています。

〜著者の今日のMVP〜

リーグ戦初登板が緊迫した試合展開となる中で、３回無失点の好リリーフ・鈴森　　

ピンチにも顔色ひとつ変えず落ち着いた投球をみせました！！

(1)武田のセンター前ヒット

(2)好投する先発鈴木

(3)ピンチに今季初登板の伊藤

(1)
(2)
(3)

(4)ピンチを切り抜けたバッテリーを迎えるベンチ

(5)スクイズを決める駿人

(6)泉澤が生還

(4)
(5)
(6)

(7)リーグ戦初登板・鈴森

(8)０で抑えました

(9)２安打の２人

(7)
(8)
(9)

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投手成績

その他の試合結果

試合	結果
岩教vs札大	3-4
道都vs北翔	3-0