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北大：奈良、川村　－　堀井
北翔大：伊藤勝、本前　－　松浦

終盤隙突かれ逆転負け

本日は一節最終戦。勝って二節につなげていきたいところです。

北翔大の先発は伊藤勝。最速151キロ右腕のプロ注目投手ですが、北大打線は初回から臆せず攻めます。2番牧野(札幌第一=3年)が四球を選ぶと、4番小川(千葉・県船橋=3年)が左前打でつなぎ、5番河原木(札幌北陵=2年)の右前適時打、6番山崎(東京・国立=3年)の遊失で2点を先制します。

北大の先発奈良(小樽潮陵=4年)はエースらしい安定した投球をみせ、スコアボードに0を並べていきます。

7回には代わった相手投手からも攻め立てます。堀井(旭川東=2年)、途中出場の河合(札幌南=2年)のチャンスメイクから3番佐々木(旭川東=4年)の左前適時打で1点を追加。連日に渡り勝負強さを発揮します。

しかし直後の8回にエラー、四球で一死満塁とされここで奈良から川村(兵庫・小野=1年)にスイッチ。速球で押し切りたい場面でしたが、カウントを悪くした所から狙い打たれ左前適時打で2点を返されます。更には四球、中犠飛で同点とされてしまいます。

後続を断ち、試合は両者譲らず延長戦へ。

11回、川村は制球を乱してしまい、押し出しで1点を献上。これが決勝点となり3-4で負けとなりました。

満塁の場面からの継投を託される辺り、首脳陣からの川村への大きな期待が感じられました。1年生ながらも堂々とマウンド上に立ち続けたと思います。野球は信頼のスポーツであり、采配は決して結果論で語ることはできません。

一節は1勝4敗と苦しい状況での折り返しとなりましたが、佐々木、河原木、堀井が好調をキープし、4番小川も状態を上げてきたように思えます。

投手陣の活躍と噛み合えば決して勝てない相手ではないはず。ピッチャー各々は随所でいい投球が出来ています。何度打たれても、点を取られてもしつこく、しつこく打者に攻め続けていってほしいと思います。

野球は信頼のスポーツ。選手達を信じ、二節も変わらぬご声援、よろしくお願い致します。

松江

～著者の今日のMVP～

・なし

内外にわたり好守を連発する山田

先制打の天才打者・河原木

ここまでチームトップのイニングを投げるエース奈良

キャプテンの一打がチームの士気を上げる

リーグ戦折り返し まだまだここから！

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