バッテリー

国際：加賀、生駒、矢野目　－　落合、神田

北大：蒲生、髙橋(慶)、宮本、髙橋(由)　－　堀井

終盤に粘り負け

札六二部秋四戦目、相手は札幌国際大学でした。本日はOB観戦日ということで多くのOBが観戦に訪れていました。

北大の先発は蒲生(守山＝3年)。春は大車輪の活躍でベストナインを取りましたが秋は初登板です。初回、二回、三回とヒットでランナーは許しますが0点に抑えます。

試合が動いたのは三回裏。好調の堀井(旭川東＝4年)が強烈なヒットで出塁すると、早川(岐阜＝3年)がバントと決め、山田(札幌旭丘＝4年)もヒットでチャンスを広げます。三番藤原(国立＝3年)は三遊間にゴロを打ち、相手ショートに捕られるも堀井の激走で先制点を取ります。続く合田(札幌東＝4年)はライトへフライを上げタッチアップで二点目を取ります。

しかし四回表、一死一塁で打球がファーストへ。ゲッツーかと思われましたが菅野(札幌南＝4年)の送球はショートの頭上を越え左中間を転々とします。一死二三塁となり、内野ゴロと連打で逆転を許してしまいます。

五回表、交代した髙橋慶太(久留米＝3年)が不運にも風に乗った本塁打を打たれますが後続を抑えます。

その裏、また先頭の堀井が中前打で出塁し、早川のバント、山田のヒットとお得意の攻撃で得点します。

六回裏には代わった投手から河合(札幌南＝4年)が四球をもぎ取ると菅野がエラーを帳消しにしようと三塁線を抜くツーベースヒット。河合も一塁から快足を飛ばして生還します。同点に追いつきました。

しかし七回表、四球のランナーをバントで二塁に進められたところで北大は投手を宮本(向陽＝3年)に交代します。しかし、二死満塁となり押し出しの四球を与えてしまいます。そのあとの打者に右中間の後方に大飛球を打たれます。センターの山田が追いついたと思われましたが無情にもボールはグラブからこぼれてしまいランナー三人が帰ってしまい点差が開いてしまいます。

反撃したかった北大打線でしたが、相手の三番手の最速150km/h越えの矢野目投手を攻略できず9－4で敗戦してしまいました。

先制した直後や同点に追いついた直後に点を取られてしまったり、守備のミスが出てしまったり、好投手から点を奪えなかったりとなかなか良いリズムに乗れない試合でした。下位のチームが混戦していますが、残りの試合では課題を克服し全勝してほしいです。

笹原

～著者の今日のMVP～

なし

先発の蒲生

激走して生還し、笑顔を見せる堀井

犠牲フライを打つ合田

リーグ戦初出場の佐々木(横浜翠嵐＝1年)

代打原田

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