Team 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
学園 0 5 4 4 0 0 1 0 3 16
北大 1 0 0 3 1 5 0 0 0 10

バッテリー
北大:奈良、鶴田、横内、高橋由 ― 堀井
学園:中島、鎌田、石橋、福山、須田 ― 濁沼

3時間51分の熱戦となるも、敗戦

昨日は17日に引き続き野幌球場にて、北海学園大学との2回戦が行われました。

北大は初回、相手ピッチャーの不安定な立ち上がりを攻めて、押し出しで先制します。

尚も満塁のチャンスでしたが、稲場は惜しくもサードゴロに倒れ、追加点を取れませんでした。

2回、北海学園の攻撃。
1アウトから4連打を浴び、1点取られ尚も満塁の状態で、次の打者の打球はショートへ。
ショート牧野はホームゲッツーを狙いますが、送球がそれて2人が生還。
続く打者にヒットを打たれ、この回5点を取られます。

3回も、先発奈良は安定せず、四球とヒットで1点を失い、ノーアウト満塁で鶴田にスイッチします。
しかし変わった直後走者一掃の三塁打を打たれ、この回4点失います。鶴田は失点後は四球は出したものの、三振と外野フライでスリーアウトをとり、追加点は許しませんでした。

しかし4回は四死球とヒット、また、集中が切れてしまったのか、パスボールなども絡み4点を失います。
2アウトランナー三塁で横内にスイッチ。
横内はこの回1アウトをしっかりとり、追加点は許しませんでした。

北大の反撃はこの裏のイニングから始まります。
3回までノーヒットだった打線がこの回活気付きました。
先頭長屋がレフトにツーベースヒット。
稲場はピッチャーゴロでしたが、佐々木、堀井と連打で2点返します。尚もランナーを進め牧野のヒットでこの回3点。

5回もエラーを絡めて1点追加。

6回は、1アウトから代打山﨑がレフト前にヒット、3番牧野の四球、代打河原木のヒット、田中はサードフライで2アウト、続く長屋のヒット、近藤のピッチャー強襲のヒット、これで3点を加え尚もランナー一塁二塁で8番佐々木の左中間を破るスリーベースヒットで2人生還、この回5点をとり、13-10と3点差に詰め寄ります。
横内は5回を無失点で切り抜け、6回からは1年生にしてリーグ戦初登板となる高橋由弥(旭川東)がマウンドへ上がります。

高橋は緩急を使ったピッチングで6、7、8回を無失点で切り抜けます。
しかし9回に、ゲッツー崩れの間の1点とスリーランを打たれ、16-10で敗北しました。
高橋はリーグ戦初登板でしたが、気負うことなく自分の持ち味を活かした投球で強打の相手を翻弄しました。
最後こそホームランを打たれましたが、今後の活躍が楽しみな選手です。

途中13-1と大差で負けていましたが、ある意味もう打つしかない、と開き直れたのではないでしょうか。
試合中盤は北大のペースに持ち込むことができ、一時は3点差にまで詰め寄ることができました。
この試合は、粘りという一言に尽きるのではないでしょうか。

一時はコールドゲームも見えていた試合展開でしたが、絶対塁に出る、あと11点、あと10点、あと9点、、、と、じわじわと詰め寄り、コールドを回避し、さらに点数を重ね、相手を恐れさせることができたのではないでしょうか。

3時間51分の熱闘でした。

終わってみれば6点差をつけられての敗北となりましたが、北大の可能性が見える1試合となったのではないでしょうか。

2節は残り3試合。
中2日で切り替えてフレッシュな気持ちで残り3戦を戦い抜きましょう。
その中で、この試合のような粘り強さを発揮していくことができたら自ずと結果がついてくるでしょう。

(MG 4年 田村)

~著者の今日のMVP~

・佐々木 鮮やかなタイムリースリーベース、これからも期待してる。

このほかの写真!

名前
1 山田 2 0 0 三ゴロ 投ゴロ 四球
安井 1 0 0 三ゴロ
高崎 1 1 0 遊安
菅野 1 0 0 三振
2 菊田 1 0 0 四球 二直
打・三 河合 1 0 0 三振
山崎 3 1 0 中安 三振 中飛
3 牧野 4 1 1 三振 四球 右安① 四球 三振 三振
4 小川 2 0 0 四球 三振 三振
河原木 1 1 0 左安
走・一 藤原 0 0 0 四球
5 田中鑑 2 0 0 四球 三振 四球 三飛 四球
6 長屋 4 2 3 四球① 左二塁打 三振 左安② 投ゴロ
7 D 稲場 2 0 0 三ゴロ 投ゴロ
打・D 近藤 3 1 1 右飛 投安① 四球
8 佐々木 5 2 2 三振 右安 二失 左三塁打② 右飛
9 堀井 5 1 2 二ゴロ 中二塁打② 一邪飛 一ゴロ 三振

投手成績

名前 被安打 四死球 失点
奈良 2 8 0 9
鶴田 1.2/3 5 3 4
横内 1.1/3 1 0 0
高橋由 4 5 2 3