※連盟規定により7回コールド

バッテリー

北大　●宮澤、吉丸－根岸、藤井

道都大　〇印南、葛西、柴門－三浦

強豪道都大に屈する

昨日大谷大学と互角の戦いを繰り広げた後に対戦するのは強豪星槎道都大学。4年前の春のリーグ戦ではサヨナラ勝ちを果たした相手です。

北大は初回2アウトから3番近江(県立浦和=3年)が昨日のライト前ヒットと寸分違わぬヒットを放ちますが、後続が倒れ無得点に終わります。

その裏、北大の先発マウンドにはチームの大黒柱の宮澤(長野=4年)が上がります。開幕戦は制球に苦しみましたが、ストライク先行の投球で立ち上がりを1奪三振を含む三者凡退に抑えます。

しかし、2回裏に先頭を四球で歩かせるとヒット、三振、四球で1死満塁のピンチを迎えます。ここで、レフト前に適時打を打たれ先制点を取られます。その後、死球と連続失策で4点を追加されると流れは道都大に渡ります。続く3番打者の一打は、凄まじい打球音を残してレフトポール際に入る3ランホームランとなり、0-8と大きくリードされてしまいます。

3回以降は両先発投手が好投し、5回裏からは宮澤に代わって、筆者の会社の後輩になり得る吉丸(春日部=4年)が登板します。吉丸は6回も当社の製品のような精度の高い投球を見せて、Mr.ゼロの貫禄を見せつけます。

一方、反撃の狼煙を上げたい打線は6回表に代わったリリーフ投手から藤井(半田=3年)が右中間に技ありのリーグ戦初ヒットを放ちます。その後、四球で1死1、2塁のチャンスを作りますが中軸が倒れ無得点に終わります。

そして、得点できなければコールドとなる7回に入ります。昨日代打で活躍した山上(湘南=3年)が先頭で放った痛烈な打球が失策を誘い出塁します。続く萩原(札幌南=4年)が上手く合わせ、三遊間を破ったと思われました。しかし、相手の3塁手のダイビングキャッチが炸裂し、併殺打となってしまいます。勢いを失った北大はそのまま次打者も打ち取られ試合終了となりました。

今日で開幕三連戦、つまり1節の半分が終了しました。3年半ぶりの1部リーグで未だ白星は挙げられていないですが、筆者が試合を現地観戦する限り、そこまで大きな力の差はなく、四死球や失策のようなミスが試合の勝敗を分けているように見えます。

筆者としては、この3日間で感じたことを残りの試合で存分に活かしてほしいと願うばかりです。個人的には仕事の都合上、観戦できる試合数も僅かとなりましたが、北大が、また共に戦った後輩等が1部リーグで輝く姿を目に焼き付けたいと思います！

岩澤

~筆者の選ぶ本日のMVP~

なし

本日の写真はこちら