こんばんは。今日は春季リーグ戦第1節1日目、第3試合に北海学園大と対戦しました。神宮をかけた戦いがついに始まりました。マネ日記の更新を楽しみにしてくださっている全ての皆様、22時を過ぎての更新になってしまい、大変申し訳ありません。お詫びのしるしに、力いっぱい記事のほう、書かせていただきます。
【結果】
北海学園大 000000010000|1
北海道大学 000000001000|1
(延長12回、引き分け)
【スターティングメンバー】
18佐々木啓
24有井
39城谷
42中田
5D田中鑑
67牧口
75山田
83井門
96種田
P 川上
【試合解説】
息詰まる投手戦。北大先発の川上はランナーを背負いながらもストライク先行、緩い変化球も織り交ぜながらのナイスピッチング。学園先発の太田も力のあるストレートと鋭い変化球で北大打線を寄せ付けない。序盤中盤共に両チームほとんどチャンスはなく、初回の学園2死2、3塁のチャンスは川上がしのぎ、2回の北大2死から6番牧口が左前、二盗でチャンスを作ったが続く7番山田が倒れた。
その後スコアボードに0が並んで行く中、7回の北大、先頭の3番城谷が左前、4番中田が送り1死2塁。ワイルドピッチで1死3塁、先制のチャンスとなるも5番田中鑑がスクイズ失敗。先制を逃す。
そのあとの8回学園、高めに浮いた球を9番松島に右中間に運ばれ無死2塁。1番古屋がバント、2番梶の犠牲フライで先制を許してしまう。
しかし9回、北大は先頭の1番佐々木啓がセカンド強襲の当たりで出塁すると、牽制暴投の間に一気に3塁到達で無死3塁。2番有井は前進守備の内野の間を抜くタイムリーで同点。ベンチ大盛り上がり。続く3番城谷の打席でまたも牽制暴投、デジャヴのように再び無死3塁、サヨナラのチャンス到来。ベンチ大騒ぎ。3番城谷は三振に倒れ1死3塁。4番中田、5番田中と連続四球(中田は敬遠)で1死満塁、変わらずサヨナラのチャンスだったが6番牧口、7番山田と後続が凡退し延長戦へ。
延長戦へ入っても川上の快投は続き、10回、11回、12回は全て3人で終わらせた。12回142球を1人で投げ抜き、無四球の素晴らしい投球だった。
しかし北大打線もサヨナラの1点が遠く、延長12回を引き分けた。11回には3番城谷のヒットに代走高梨を送り、1死1塁からエンドランを仕掛けたが、4番中田の痛烈な打球は無情にもサード真正面、ライナーゲッツーに終わる。12回も2死3塁のチャンスだったが、8番後藤が三振に倒れた。
リーグ戦初戦は延長12回の死闘を勝ちきれず、引き分けに終わりましたが、ピッチャーを中心に守って守ってしのいでしのいで後半勝負、という北大野球が存分に詰まった素晴らしいゲームだったと思います。「神宮」という目標のためには、今日のような野球を残りの試合でもやっていかなければなりません。さらに、「チャンスでのあと一本」が出せるようにもならなければなりません。今日の試合を糧に、明後日2日目の道都大戦は絶対に勝ちましょう。
最後に、今日円山球場まで応援に来てくださった皆様、応援団、応援吹奏団の皆様、ご声援ありがとうございました。球場までは来られなくても、北大の勝利を願ってくださった皆様、ありがとうございました。次戦もまた、応援よろしくお願いします。
追伸:今日の写真はマネージャーのほうでは撮れていませんが、北大硬式野球部のホームページより閲覧できます。OBの方々に撮っていただきました。
吉田