(8回裏2/3日没コールド)

バッテリー
北大：鶴田、蒲生、門崎　－　堀井
札大：南、坂本、亀山　－　小川孝

手に汗握る好ゲーム、決着つかず

2戦目の相手は札幌大学、取られても取り返す、北大の粘りを見せることのできた好ゲームでした。

北大の先発は鶴田(逗子開成＝4年)。ランナーを背負いながらも、1、2、3回を無失点で切り抜けます。3回には絶賛売り出し中の合田(札幌東=3年)がプロ顔負けの送球でタッチアップのランナーを刺し、鶴田を盛り立てました。

試合が動いたのは、3回裏。北大は1死から1番のMr.フルスイング安井(旭川東=4年)が打った瞬間にそれだとわかるホームランをレフトスタンドに放ちます。続く山田(札幌旭ヶ丘=3年)はデッドボールで出塁し、盗塁を決め、1死2塁とします。ここで3番の河原木(札幌北陵=3年)がレフト線へ2ベースヒット。この回2点を先制します。

4回表。ヒットと２つの四球で1死満塁のピンチをむかえ、デッドボールでの押し出しと内野ゴロの間にすぐさま2点を返され、同点とされてしまいます。

次に試合が動いたのは7回表。2番手の蒲生(滋賀・守山=2年)が相手の一番打者にスリーベースを打たれ、無死3塁のピンチを迎えます。続く打者に犠牲フライを打たれ、またその後の4番打者には一発を浴び、2点差をつけられてしまいます。しかしその後3番手としてマウンドに上がった門崎(韮山=3年)がなんとか抑え、追加点を与えません。

その裏北大は2死から山田、河原木の連続長打、そして4番合田のタイムリーという3年目トリオの活躍であっという間に同点に追いつきました。

8回表、2死からタイムリーを浴び、1点勝ち越されますが、その裏北大も食い下がり、押し出しで同点としました。続く打者で2日連続のサヨナラを決めるか、、、

と、ここで日没のため試合は打ち切り。7回成立で試合は引き分けで終了しました。

結果は引き分けと、あと一歩ではありましたが、最後まであきらめず、北大の勝ちに対する素晴らしい集中力と粘りを見せることのできた価値ある試合だったと思います。今年のチームはひと味違うなと思わせてくれる試合でした。

この勢いそのままに一節の残りの試合に臨み、4勝1分での折り返しを期待しています。

高崎

～著者の今日のMVP～

・河原木

期待の2年生右腕、蒲生

スリーベースを放った河原木

今日もタイムリーを放つ合田

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